2007年2月27日火曜日
役者紹介1「ましてや女にはなれない/細江祐子」
■あなたの思い出の一曲は?
----研ナオコさん の かもめはかもめ です
カラオケに行くとよく歌います。歌わずに終ると気持ちがそわそわします。声が低いので歌える曲が限られてる中でも、この歌は素直になれない女の開き直りと癒しの歌。歌ってる時の気持ち良さったらありません。
5〜6年くらい前、ひょんな出会いから、ほぼ初対面の女の子と一時期一緒に住むことになりました。当時失恋していた彼女と憂さ晴らしで行ったカラオケでも歌い一緒に泣いた思い出があります。 その時隣にいた男の子と彼女は結婚しました。あれからいろんなことがありましたが、私が弱ってどうしようもない時、彼女は隣で支えてくれました。とても大切な大切な人です。なんかこれ結婚式のスピーチみたい…
とにかく思い出の曲です。
■そんなわけで細江祐子さんです。
映画の撮影で出会いました。大阪に棲んでいた彼女は出会った時はおかっぱ頭のかわいい女性でした。そしていつの間にか東京に引っ越して来て髪の毛もこんなワイルド系になっています。人間は変わろうと思えばいくらでも変われるといういい例ですね。
最近いつもワイルドです。だって毛皮のコート着てるし。しかもその毛皮のコートは微妙に丈が短くて、袖も短くて、いわゆるポンチョみたいになってるんだけど、毛皮のくせに寒そうなの。意味わかんねえ。本人とうとう気がついたらしく今日の稽古で「あたし、もしかして、何かきこりみたい?」って。いや違うよ。マタギみたいだよ。
そんな彼女の美しさを今日の稽古で感じました。彼女はとてもシャイな人なのですがぱっと華が開くように明るい光を放つ瞬間があって、そこが素敵だなあって思って観ています。
彼女に出会えてよかったです。これからも一緒に舞台や映画や何かをやりたい、そんな人です。何か?例えば・・・鍋とかね。
細江祐子の美しさを鑑賞したい方は今すぐTSUTAYAへ行き山下敦弘監督の「バカのはこ船」を借りて、そして観て!本人曰く「もう随分前なんだけど・・・」って。そう、この人は私とほぼ同い年。そりゃ「ケンナオ」の「かもめはかもめ」持ってくるのもわかるよ。私も何度この歌と「ケンナオ」に励まされて来たことか・・・。
「かもめはかもめ
クジャクや鳩や
ましてや女にはなれない」
なににもなれない私たちの稽古はまだまだ続きます。
なんでしょうか、このポーズ。ストレッチの途中ですかね?グラビアみたい。
笠木泉
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